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fpsとは? 10分でわかりやすく解説

水色の背景に六角形が2つあるイラスト 水色の背景に六角形が2つあるイラスト
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目次

ゲームをプレイしていて、突然画面がカクついたり、操作が重く感じられたりした経験はありませんか。こうした「引っかかり」の原因を考えるうえで、よく話題に上るのがfpsです。本記事ではfpsの基本から、体感に与える影響、fpsを左右する要因と改善策までを整理し、読者が自分の環境で「何を変えると良いか」を判断できるように解説します。

fpsとは何か?基本的な概念の解説

fpsの定義と意味

fpsは、Frames Per Second(フレーム・パー・セカンド)の略称で、動画やゲームにおいて、1秒間に何枚の静止画(フレーム)が表示されるかを示す指標です。例えば60fpsの映像は、1秒間に60枚のフレームが連続して表示されることを意味します。一般にfpsが高いほど動きは滑らかに見え、低いほどカクつきや違和感を覚えやすくなります。

なお、fpsは「画質(解像度やテクスチャの精細さ)」そのものを示す値ではありません。画質は主に解像度や描画設定で決まり、fpsは動きの連続性に関わる指標です。この違いを押さえておくと、設定調整の考え方が整理しやすくなります。

fpsが表すもの - フレームレートについて

fpsは、フレームレートとも呼ばれます。フレームレートは、動画やゲームの滑らかさや流暢さを表す重要な指標の一つです。ただし、同じfpsでも「安定しているかどうか」で体感は大きく変わります。例えば60fpsを平均的に出していても、場面によって40fpsまで落ち込むような状態だと、カクつきが目立ちやすくなります。

フレームレート特徴
24fps映画で一般的に使用されるフレームレート。演出上の自然さを重視
30fpsテレビ放送や一部ゲームで標準的。負荷と見え方のバランスを取りやすい
60fpsゲームやスポーツ中継で求められやすい。動きの滑らかさを感じやすい

fpsの単位と測定方法

fpsは「1秒あたりのフレーム数」という単位で表されます。測定の考え方としては、一定時間に描画されたフレーム数を数え、その時間で割ることでfpsを算出します。実際には、ゲームの表示機能、GPUドライバのオーバーレイ、計測ツールなどでリアルタイムに確認できることが多いです。

なお、実務的には平均fpsだけでなく、最低fpsフレームタイム(1フレームにかかった時間)を併せて見ると、カクつきの原因を把握しやすくなります。平均が高くても、フレームタイムが大きく乱れると「引っかかり」として体感されやすいからです。

fpsが高いと何が変わる?メリットの説明

fpsが高い(かつ安定している)と、以下のようなメリットがあります。

  • 動きがスムーズで自然に見える
  • 入力に対する表示の追従が良く感じられ、操作性が向上しやすい
  • 視点移動時の違和感が減り、画面酔いが起きにくくなる場合がある
  • 高速な動きを視認しやすく、状況判断がしやすくなる

特にゲームにおいては、高いfpsよりも「安定したfps」が重要です。例えば60fpsを目指す場合でも、場面ごとに大きく落ちるより、多少上限が低くても安定しているほうが快適に感じるケースがあります。映像制作の分野でも、表現したい動きや用途に応じて適切なfpsが選ばれます。

以上、fpsの基本的な概念について解説しました。fpsは、動画やゲームの体験品質を考える上で重要な指標の一つです。

fpsを決める要因と対策

fpsは、ゲームや映像のパフォーマンスを評価する上で重要な指標ですが、その値を決める要因は複数あります。ここでは、fpsに影響を与える主な要因と、それぞれの対策について解説します。

ハードウェアスペックとfpsの関係

fpsを左右する最も大きな要因の一つが、PCやゲーム機のハードウェアスペックです。特に、以下のコンポーネントがfpsに大きく影響します。

  • CPU(中央処理装置):ゲームのロジック処理、AI、物理演算などを担当
  • GPU(グラフィックス処理装置):描画処理を担当し、fpsに直結しやすい
  • メモリ(RAM):データの一時的な記憶領域。容量不足や速度が足を引っ張る場合がある

ただし、常に「GPUが弱い=fpsが低い」とは限りません。例えばCPUが処理しきれない場合、GPUに余力があってもfpsが伸びないことがあります(いわゆるボトルネック)。改善を考える際は、「GPU負荷が高いのか」「CPU使用率が張り付いているのか」といった状況の見極めが重要です。

ソフトウェア設定によるfps改善方法

ハードウェアの性能が十分でない場合でも、設定を最適化することでfpsを改善できる可能性があります。代表的な調整ポイントは以下のとおりです。

  1. グラフィック設定の調整:影・反射・アンチエイリアスなど、負荷が高い項目を下げる
  2. 解像度の変更:解像度を下げ、GPUが処理するピクセル数を減らす
  3. 垂直同期(V-Sync)の調整:遅延やティアリング(画面のズレ)とのバランスを取る
  4. バックグラウンドアプリの終了:不要な常駐アプリを止め、CPU・メモリ負荷を下げる

特にV-Syncは、状況によっては「カクつきが増えた」と感じる原因になることもあります。上限を固定して安定させたいのか、遅延を最小化したいのかなど、目的を決めた上で調整すると失敗しにくくなります。

fpsを向上させるためのPC最適化テクニック

PCの最適化は、fpsの底上げというより安定性の改善に効くことが多いです。以下は代表例です。

  • ドライバの更新:GPUドライバを中心に、最新版への更新で最適化が得られる場合がある
  • 不要なプログラムの整理:常駐や自動起動を減らし、負荷と競合を避ける
  • ストレージ管理:空き容量不足や劣化があると、読み込み時の引っかかりが出ることがある

なお、近年の環境では「ディスクのデフラグ」はストレージの種類によって扱いが異なります。HDDでは有効な場面がありますが、SSDでは目的が異なるため、OSやメーカー推奨のメンテナンス方法に従うのが安全です。

ゲームエンジンとfpsの関連性

ゲームエンジンは、ゲーム開発に用いられる基盤であり、fpsにも影響します。例えば、描画方式や物理演算の設計、最適化機構の違いによって、同じハードウェアでもfpsの出やすさが変わることがあります。

  • 描画方式:ライティングや描画パイプラインの設計でGPU負荷が変化
  • 物理演算:計算量が多いほどCPU負荷が増えやすい
  • 最適化技術:負荷を下げる仕組みが成熟しているほどfpsが安定しやすい

ユーザーができるのは主に設定調整ですが、「そのゲームはどこが重くなりやすいか」を理解しておくと、調整ポイントを絞れます。

以上、fpsを決める要因と対策について解説しました。fpsはハードウェアとソフトウェアの両面から影響を受けるため、単発の対処ではなく、状況に応じた総合的な調整が有効です。

fpsの重要性 - なぜfpsが大切なのか

fpsがユーザー体験に与える影響

fpsは、ユーザーがゲームや映像を楽しむ上で重要な要素です。fpsが高いほど動きがスムーズに見えやすく、没入感を得やすい一方、fpsが低い、または急激に変動すると、カクつきや違和感が発生し、満足度が下がりやすくなります。

特にゲームでは、fpsは操作感と結びつきます。入力した操作が画面に反映されるまでの体感が鈍ると、ゲームへの集中が途切れやすく、ストレス要因になります。

fpsとゲームパフォーマンスの関係性

fpsはゲームのパフォーマンスを評価する上で重要な指標の一つです。ただし、体感上は「平均fps」より「最低fps」や「急な落ち込み」のほうが影響しやすい点は意識しておくと良いでしょう。

fpsゲームパフォーマンス
60fps以上滑らかで快適な体験が得られやすい
30fps~60fps許容される範囲だが、ジャンルや個人差で違和感が出ることがある
30fps未満カクつきや遅延が目立ち、操作に支障が出やすい

ゲーム開発者は、単に最大fpsを上げるだけでなく、負荷が高い場面でもfpsが急落しにくい設計や最適化に取り組む必要があります。ユーザー側も、上限値だけでなく「安定性」を重視して設定を考えると、満足度が上がりやすくなります。

競技性の高いゲームでは、プレイヤーがPCを最適化したり、設定を統一したりする動きも見られます。大会運営側がPCスペックや設定にルールを設けるのは、競争条件を揃えるためです。

業務用アプリケーションにおけるfpsの役割

fpsはゲームだけでなく、業務用途でも重要です。例えば映像編集や3Dモデリングでは、表示が滑らかだと作業が止まりにくく、操作の試行錯誤がしやすくなります。

医療分野など、高精細画像を扱う領域では、滑らかで正確な表示が必要になる場面があります。fpsが低いと作業効率が落ちるだけでなく、判断に影響するリスクもあるため、用途に応じた設計と環境整備が欠かせません。

以上、fpsの重要性について解説しました。fpsはユーザー体験に直結する指標であり、開発者は最適化を、ユーザーは環境に合った設定を行うことで、快適な体験につなげられます。

fpsに関するよくある質問

fpsの適正値は?ゲームジャンルごとの解説

fpsの適正値はゲームジャンルによって目安が異なります。ただし「上限を上げること」より「安定して出ること」を重視すると、実際の満足度が上がるケースが多いです。

  • シューティングゲーム:60fps以上が推奨される。反応と視認性が重要なため、安定性が特に大切。
  • 格闘ゲーム:60fpsが最低限必要とされることが多い。フレーム単位の入力判定が関わるため、安定した60fpsの維持が望ましい。
  • レーシングゲーム:30fps以上が推奨される。より滑らかさを求めるなら60fps以上が好ましい。
  • ロールプレイングゲーム(RPG):30fpsでも問題ない場合が多いが、アクション性が高い作品は60fpsが推奨される。

あくまで一般的な目安であり、ゲームごとの設計やプレイヤーの好みによって最適値は変わります。

モニターのリフレッシュレートとfpsの関係

モニターのリフレッシュレート(Hz)は、1秒間に表示を更新できる回数を示します。fpsと密接な関係があり、基本的には「モニターのHzが表示の上限」を決めます。

  • 60Hzのモニター:最大60fps相当まで表示しやすい
  • 120Hzのモニター:最大120fps相当まで表示しやすい
  • 144Hzのモニター:最大144fps相当まで表示しやすい

fpsがモニターのリフレッシュレートを上回る場合、モニター側は更新回数以上の差分を表示できないため、体感の伸び方は限定されます。ただし、fpsが高い状態は内部処理の余裕につながり、入力遅延などの体感に影響するケースもあるため、単純に「無意味」とは言い切れません。

低fpsによる酔いの原因と対処法

低fpsや急激なfps変動は、ゲーム酔いの一因になることがあります。主な原因と対処法は以下のとおりです。

  • 原因1:カクつきや遅延によって、視覚情報と体感のズレが生じる。
  • 対処法1:グラフィック設定を調整し、fpsを安定させる。
  • 原因2:低fpsによるストレスや集中の乱れが、酔いにつながる。
  • 対処法2:定期的に休憩を取り、視点を固定しない時間を作る。

酔いを防ぐには、fpsの上限よりも「安定性の確保」と「プレイ時間の管理」が重要です。

まとめ

fpsは、動画やゲームの滑らかさを示す重要な指標です。fpsを理解し、状況に応じて設定や環境を調整することで、より快適にコンテンツを楽しめます。fpsを左右する要因はハードウェアとソフトウェアの両面にあり、単に数値を追うのではなく、用途に合ったバランスを取ることが大切です。ゲームジャンルによって求められる目安も異なるため、自分が重視する体験(競技性、快適さ、画質)に合わせて最適化を進めましょう。

Q.fpsとは何の略で、何を示しますか?

fpsはFrames Per Secondの略で、1秒間に表示されるフレーム数を示します。

Q.fpsが高いほど画質も良くなりますか?

fpsは動きの滑らかさを示す指標で、画質そのものを直接示すものではありません。

Q.平均fpsが高いのにカクつくのはなぜですか?

場面による急落やフレームタイムの乱れがあると、平均が高くてもカクつきやすくなります。

Q.ゲームでは高fpsより安定が重要と言われるのはなぜですか?

fpsが大きく変動すると視覚的な違和感が増え、操作感も不安定に感じやすいからです。

Q.fpsが下がる主な原因は何ですか?

GPUの描画負荷やCPU処理不足、メモリ不足などのボトルネックが主な原因です。

Q.設定変更だけでfpsを改善できますか?

解像度や影など負荷の高い設定を下げることで、改善できる場合があります。

Q.V-Syncはオンとオフ、どちらが良いですか?

ティアリング抑制と遅延のバランスがあり、目的と環境に合わせて選ぶのが適切です。

Q.モニターのHzとfpsは同じものですか?

Hzはモニターの更新回数、fpsはゲームや映像の描画回数で、意味が異なります。

Q.60Hzモニターで120fpsを出す意味はありますか?

表示上限は60Hzに近づきますが、状況によっては体感の遅延や安定性に影響する場合があります。

Q.fpsはどこで確認できますか?

ゲーム内の表示機能やGPUドライバのオーバーレイ、計測ツールで確認できます。

記事を書いた人

ソリトンシステムズ・マーケティングチーム