【調査データ】 Windows Active Directory の導入率

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目次

2022年6月1日~2022年6月2日でインターネット調査(企業ネットワーク及び関連システムに関する調査)を実施し、1,114件の回答を得ました。この記事は、その結果の中から「Windows Active Directoryの運用状況」を抜粋したものです。


【調査データ】企業ネットワーク及び関連システムに関する調査 -全国の情シス1114名に聞きました- | ネットアテスト

本記事では、インターネット調査から見えてきた状況や課題などを分析・整理し、レポートして広く公開するものです。企業ネットワークの企画・導入・運用をされている情報システム部門の担当者様、お客様にITシステムを提案されているインテグレーター様の日々の活動の一助となりましたら幸いです。

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Windows Active Directory の運用状況

アンケート設問

「端末管理(Windows Active Directory)」の運用状況として最も近いものを選びください。
  • 全社的に運用中
  • 多くの部署・拠点で運用中
  • 一部の部署・拠点で運用中
  • 業務利用を目指して試験運用中
  • 運用していない、または近日中に廃止予定 
  •  把握していない・分からない  (*集計結果から除外)

運用状況

Windows Active Directory を運用中の会社の割合は、企業規模(従業員数)が大きになるにつれて高くなっていきます。

【従業員50名以上200名未満】の企業では「全社的に運用中」と「多くの部署・拠点で運用中」を合わせた割合が61%であるのに対し、【従業員数200人以上1,000人未満】で79%、【従業員1,000人以上5,000人未満】では84%、今回の調査で最も大きな規模区分の 【従業員数5,000人以上】の企業では85%に達します。

多くの従業員を抱える大企業では、管理対象の端末数を多くなるため、運用管理の効率化が不可欠です。

1年以内で導入・更改・拡張計画を考えている割合

アンケート設問

端末管理(Windows Active Directory)」の新規導入・更改・拡張の予定について最も近いものを選びください。(1年以内)
  • 新規導入を予定している
  • 更改を予定している
  • 拡張を予定している
  • 更改・拡張の予定はない
  • 運用していない、または近日中に廃止予定 
  • 現在導入しておらず、新規導入の予定もない
  • 把握していない・分からない  (*集計結果から除外)

新規導入・更改・拡張の予定

Windows Active Directory の新規導入・更改・拡張を検討している企業の割合は、企業規模(従業員数)が大きになるにつれて高くなっていくことが分かります。

【従業員50名以上200名未満】の企業では「新規導入を予定している」と「更改を予定している」、「拡張を予定している」を合わせた割合が21%であるのに対し、【従業員数200人以上1,000人未満】では36%、【従業員1,000人以上5,000人未満】では40%、今回の調査で最も大きな規模区分の 【従業員数5,000人以上】の企業では46%に達します。

Windows Active Directory は多くの企業で利用されており、新規導入を予定している企業の割合は小さくなっています。

一方、「更改を予定している」及び「拡張を予定している」割合は高く、その傾向は企業規模が大きくなるにつれ顕著です。Windows Server 2012 のサポート終了も2023年に迫っており、多くの企業で将来を見据えたシステム更改が行われる1年になりそうです。

調査データの引用について

  • 本サイトに掲載している調査結果・図版は、出典元として「ネットアテスト(https://www.netattest.com)」を明記いただくことで引用できます。

  • ご利用に際してのご連絡は、事前・事後ともに不要です。

  • 今後のビジネスの検討や、ウェブ記事・プレゼンテーション・企画書内で示す補足データとして是非ご活用ください。

記事を書いた人

ソリトンシステムズ・マーケティングチーム