【対面イベント】業務環境が多様化する中で必要なセキュリティ対策とは|ソリトンシステムズがCTC Forum 2024に出展
社会変化が絶えなく起きている近年では、DXをはじめとするビジネス、業務環境の変革を行う重要性が高まっています。そんな中、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は、IT環境構築における重要なパートナーとして多くの企業を支援してきました。
そのような中2024年10月17日、グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて、大規模展示会「CTC Forum 2024」を開催。長年、CTCと協業を行ってきた株式会社ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は、クラウド認証やネットワーク分離に関するソリューションを紹介するブースを出展しました。
この記事では、イベントの概要や当日の様子のほか、展示製品についてもご紹介します。
2,000名超が来場したCTC Forum 2024 - AIからセキュリティまで最新のIT動向を紹介
「CTC Forum」は、CTCが主催する年次の展示会です。有識者によるセッションとCTCグループ各社・パートナー企業によるブース展示を通じて、最新のIT動向や解決策を紹介するイベントとなっています。
「未来図を現実に」というテーマで行われた今回のイベントでは、AI関連のセッションを中心に、セキュリティやクラウド、DX推進に関する多様なセッションやブースを展開。また、イベント初日にはグループ向けの内覧会も実施され、パートナー企業とCTCの若手メンバーでコミュニケーションの機会が設けられました。ソリトンシステムズ パートナービジネス本部の篠田雄紀は、内覧会について次のように振り返ります。
“内覧会では、CTCの若手エンジニアの方々に、弊社の強みである証明書認証の重要性や利点を直接説明する機会がありました。特に、端末認証とユーザー認証の両方を実現できる点や、運用管理の容易さについて、深い関心を持っていただけたと感じています。パートナーとして、CTCグループの方々と直接対話できる貴重な機会となりました”
幅広いコンテンツが用意された本イベントですが、最終的には2,000人を超える来場者を集め、盛況のうちに幕を閉じました。
デジタル証明書で実現する安全な認証基盤とVDIに代わる新たなネットワーク分離の選択肢。ソリトンがご紹介したソリューション
ソリトンのブースでは、クラウドサービスの多要素認証を実現するSoliton OneGate」を中心に2つのソリューションをご紹介しました。
ソリトンがご紹介した製品
ソリトンのブースでは、クラウドサービスの多要素認証を実現するSoliton OneGate」を中心に2つのソリューションをご紹介しました。
クラウドサービスへのログイン時に強固な多要素認証を実施でき、運用性にも優れたクラウド型認証強化ソリューション
PC上に隔離領域を作成し、ブラウザや各種アプリケーションを安全に利用できる環境を構築するインターネット分離ソリューション
Soliton OneGateをメインに据えた理由を、篠田はこう語ります。
“「現在、当社が最もご提案に注力しているソリューションがSoliton OneGateというのが大きな理由です。当社の認証アプライアンス製品である「NetAttest EPS」については、多くのCTCのお客様にご利用いただいています。「NetAttest EPS」で多くの実績を積み重ねてきた一方で、市場ではDX推進やそれに伴う業務環境の変化など、様々な理由でクラウド利用が増えてきました。そういったニーズにお応えできるソリューションをソリトンが持ち合わせているということをお伝えするために、クラウド時代の認証基盤としてSoliton OneGateをご紹介したいと考えました。”
また、10月末にリリースされた新しいソリューション「Soliton SecureWorkspace」もブースで紹介しました。
このソリューションは、Windows PC上に隔離領域を生成し、その中で安全に業務アプリケーションを利用できるソフトウェアです。大きな特徴は、VDIやDaaSなどと比較して、コストと運用負荷を大幅に抑えられる点で、クラウド活用やテレワーク、さらにはネットワーク分離における課題を、より現実的な形で解決できます。VPNも用意する必要がないシンプルな構成で、PC1台と専用ゲートウェイだけでセキュアにブラウザ、各種アプリケーションを利用することが可能です。
社会情勢としてオフィス回帰の動きがある一方で、オフィスとリモートのハイブリッドワークやワーケーションなど、働き方が多様化しています。Soliton SecureWorkspaceは、こうした時代に情報の保全を図りつつ快適な業務環境を提供します。
「運用の容易さ」で広がる証明書認証の可能性 - CTCグループとの対話から見えた手応え
イベント初日の内覧会も含め、ソリトンのブースには、多くの方が訪れてくださいました。本イベントに参加した手応えについて、篠田は「普段関わりのない方と接点を持てた」ことだと話します。
“CTCのお客様は、営業担当の方が窓口となるので、私たちが直接お会いする機会は多くありません。しかし、今回のイベントでID・パスワード以外の認証方法、すなわち多要素認証について、メーカーの視点から有効性をお話しして、ご理解いただけたことが非常によかったです。”
イベントで特に印象的だったのは、内覧会でのCTCのシステムエンジニア(SE)同士のやりとりだったと篠田は振り返ります。
“内覧会では、先輩SEが後輩SEに対して「証明書認証は、端末ごとの認証でセキュリティを担保しながら、運用・管理がしやすい」といったメリットを伝えられていました。他にも、認証の必要性や意義をご理解いただいており、とてもありがたく思っています。
“証明書認証のよくある誤解として、「セキュリティは強固にできるが、運用管理は複雑で手間がかかる」というイメージが挙げられます。しかし、Soliton OneGateは、各ユーザーへの証明書配布・失効もわずかなフローで実施可能です。インターフェースも直感的なものになっているため、セキュリティと運用性を両立することができます。また、シングルサインオンで、一度認証を実施したら他のアプリケーションにも同時にログインできるため、ユーザーのの業務効率も落としません。”
多様化する業務環境を支えるセキュリティの実現へ - ソリトンが提案する包括的なソリューション
CTC Forumでは、既ににNetAttest EPSを利用している企業の担当者も多く来場し、クラウド時代における証明書認証の可能性について活発な意見交換が行われました。
Soliton OneGateもこれまでのNetAttest EPSと同様に、クラウドシフトが進む現代におけるデジタル証明書認証として、お客様のIT環境構築に貢献できるソリューションです。また、CTC様が提供するソリューションとの相性も良く、ネットワーク×セキュリティの連携でさらに効果が生み出せるものとなっています。
最後に、篠田はソリトンが提供できる価値について、このように強調しました。
“証明書認証は、決して目新しいものではなく、ネットワークで重点的に守るべきポイントもあまり変わっていません。そのため、私はもっと使われてよいものだと思っていますし、実際に広がっていく余地があります。ソリトンとしては、安全性はもちろん、運用性や利便性も担保して、業務スピードを落とさずに安全な環境を構築できるよう、取り組みを強化しています。
また、当社が注力しているようなセキュリティソリューションは単体で導入されるものではなく、ネットワークやクラウドサービスなど、他の要素もあってはじめて効果を発揮するものです。お客様へのご提案では、こうしたネットワーク構成全体に関する知見をしっかり持った上でお客様の課題解決が可能です。今回のイベントでご紹介したSoliton OneGateやSoliton SecureWorkspaceはもちろん、それ以外の部分でもお役に立てる部分があるかと思いますので、セキュリティやネットワークに関するお悩みをお持ちの方はぜひ一度お問い合わせください。”
今後も各イベントに出展予定です!
皆様のご来場、ご参加を心よりお待ちしております。
ソリトンの 出展情報はこちらからご確認いただけます。
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